〜60歳になるまでにやっておきたい事〜その7
「親孝孝行」〜有馬温泉編〜
義母の認知症
おかしいと気づいたのは・・・
2年ほど前から、義母の様子がおかしくなってきた。
最初におかしいと気づいたのは、「通帳をすぐなくすこと」でした。
「通帳がない」と連絡があったので、再発行手続きをするけれど・・・
しばらくすると、また「通帳がない」と連絡が来る。
そして、なくなったものはすべて「義理の姉が盗んだ」と言うようになりました。
それまで、一番義母のお世話をしていたのは義理の姉だったのですが、
たびたび「あんたが盗ったんやろ」と言われるようになり、さすがに嫌になったのか、
最近は、うちの旦那さんが何かあれば行くようになりました。
通帳の再発行にかかる手間
通帳の再発行をしても、通帳は家に届かず、
「新しい通帳が出来ました」という「お知らせ」の郵便がくる。
その書類を持って銀行に行って、やっと新しい通帳が手に入るのです。
しかし、その「お知らせ」は 義母の家に届くわけで。
週末にその「お知らせ」を確認して行っても、郵便物が来たらしい痕跡はあるのですが、
肝心の「お知らせ」がなくなっているのです。
そして義母は「いや〜郵便局の人が持って帰ってんやわ」と言います。
郵便物を我が家に届くようにできればいいのですが、「本人確認書類」だかなんだかで、
義母の家以外に配達はできないと。
そんな手続きを5回はしたと思います。
やっと 通帳の再発行が出来ました。
親孝行はできるうちに
話が義母の認知症の話へと逸れてしまいましたが、そんな義母と温泉旅行に行きたいと思いました。
というのも、私の父親が今は半寝たきり状態になってしまっているのですが、
まだ動けそうな間に「一緒に温泉に行こう」と何度も誘っていました。
でも、かたくなに「行けへん」と断られ続けて、
今となればもう温泉旅行なんていけない状態になってしまいました。
「あ〜やっぱり行けるうちに一緒に行っとけばよかった」という後悔だけが残りました。
だから、義母は「歩くのがしんどい」だの「どこにも行きたくない」だの言ってますが、
まだ今なら一緒に行ける!と思い今回の日帰り温泉旅行を決行しました。
行く寸前まで嫌がってた義母ですが、行ってしまえば岩盤浴まで満喫していました。
本当に行けてよかったな〜と思います。
一番大変だったことは・・・
今回行ったのは、有馬温泉にある「太閤の湯」というところです。
一番大変だったのは、やはり「着替え」です。
着替えの途中で義母が「いや〜ズボンがないわ。さっきの人が間違って履いて帰ってんやわ」と。
最初は「え〜!」とびっくりしていましたが、
よく探すと 義母が自分でカバンの中にしまい込んでいるのです。
このやり取りが何回あったことか・・・
まとめ
認知症の義母と一緒の温泉は、大変なことはたくさんあったけど、本当に楽しかった♪
何よりも、義母が嬉しそうにしているのを見て、本当に行ってよかったな〜と思いました。
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